うまい?下手?神木隆之介の声優としての評価は?声優作品やその興行収入は?
神木隆之介と言えば、23歳という若さであらゆる映画やドラマに引っ張りだこ。
芸歴は実に21年という大ベテランとして知られているであろう。
輝かしいキャリアとはうらはらに、そのまっすぐで誠実、時に可愛らしい性格に、多くの女性はもちろん、男性ファンを味方につけているのが神木の魅力だが、そんな神木の新たな一面を見られるものとして、声優と言う仕事がある。
では、神木の声優としての実力はどのようなものなのであろうか?
神木隆之介が担当した役
神木隆之介が初めて声優という仕事に携わったのは、わずか8歳の時である。
作品は、宮崎駿が手がけた『千と千尋の神隠し』である。
神木が演じたのは、湯婆婆(ゆばあば)の子供である『坊』の声。
子供ながらに身体は巨大でワガママ、泣き出すと手を付けられないという癖の強い役を、神木は8歳という若さで見事に演じきった。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2147029688040037501
子供らしい可愛らしい声に魅了されたという声も多いが、8歳できちんと役になりきって演じられているところが、神木の実力なのであろう。
本職ではない声優を俳優が演じると、酷評されることも少なくないであろうものを、神木は見事に自分のものにしてしまっている。
2歳から培ったプロとしての土台が、きちんとできている証拠であろうな。
さらに、同じくスタジオジブリ作品である『ハウルの動く城』にも出演。
この時は、『マルクス』という少年の声を担当しているぞ。
この映画は、主人公であるハウルを木村拓哉が演じるということもあり、公開前からファンの熱い期待が寄せられていた。
しかし、実際に見に行った感想では、木村拓哉はもちろんのこと、神木演じる『マルクス』の声がよかった!というようなものが多く見受けられた。
キャラクターに合わせた声作りで、神木は俳優としてだけでなく、声優としても確固たる地位を築きつつあるようだな。
子役から大人へ
神木は子供の頃から、声優としても活躍の場を広げてきたが、それは大人になってからも変わっていないぞ。
子役から徐々に大人の俳優へと進み始めた神木隆之介は、『借りぐらしのアリエッティ』で、同級生でありプライベートでも仲のよい志田未来と共演を果たしている。
ここでも神木は、人間としても俳優としても声優としても成長した姿を見せ、確かな実力を見せつけている。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2147029688040037501
そして、日本中で話題となった『君の名は。』
もはやプロの声優と称されるほどに高い評価を得た神木は、人気作をさらに多くの人へ届ける、非常に大きな仕事をしたと言えよう。
作品そのものが持つ魅力もさることながら、神木が担当している声が非常によい、という高評価で、日本中を巻き込む超人気作に押し上げたことは確かであろう。
神木はこのように、数多くの作品に出演し、そのたび声優としての地位を揺るぎないものにしていったのである。
たったの23歳という若さで数多くの話題作、代表作を持っている俳優というのは、非常に珍しいのではなかろうか?
期待を裏切らない演技ができる、そんな神木の実力こそが、根強い人気を支えているのであろう。
この他、神木が声優を務めた作品としては、細田守監督『サマーウォーズ』で小磯健二役や、『ドラえもん のび太の恐竜2006』ではピー助など、人間以外の役も務めているから驚きである。
中でも『サマーウォーズ』の「よろしくお願いしまーーーーす!」は有名な台詞であるな。
このように、話題作に次々と出演し、主演を貼っていない場合にも、しっかりとした爪痕を残せるのが、神木が次の仕事を手にできる大きなポイントと言えるであろう。
出演作の興行収入は?
神木が過去に出演した作品の興行収入というのも、ファンとしては気になるところではなかろうか?
神木隆之介が声優デビューを果たした『千と千尋の神隠し』はおよそ304億円、木村拓哉主演ということでも話題になった『ハウルの動く城』ではおよそ196億円と3桁をたたき出し、話題の超大作『君の名は。』では128億あまりと、声優を担当する作品はほとんどがヒット作と、大きく貢献する形となっているな。
演技の評価は?
引用元:https://spotlight-media.jp/article/416518488377262054
さらにすごいことに、神木は声の演技で作品に貢献するだけでなく、主役でなくともその存在感で、世間からの注目を浴びてしまう。
特に俳優が声優を担当した場合、演技の良さにはよい、悪いと論議が起こるのが常だが、神木の場合にはそれほとんど見受けられないのも特徴である。
『君の名は。』がここまでの大ヒット作品になったことも、神木の声優としての仕事っぷりなくしては語れないであろう。
その証拠に、この映画に対するマイナス評価はほとんど聞かない。
もしも悪い評価もあるのならば、言った人の言葉の内に、何かしらの悪評があってもよさそうなものだが、「ストーリーはいいけど・・・」のような、声優に対するマイナス評価が少なかったことも、神木が声優として常に成長し続けているゆえんなのではなかろうか?
今後への期待
神木隆之介はテクニックよりもハートで演じる役者、ということもあり、声優の仕事でもそれは健在である。
特に、『君の名は。』では女の子と身体は入れ替わってしまうという役どころ故、女の子役の時は内股にするなど、形から入っていたという神木。
身体を使って全身で演技するスタイルこそが、神木がどんな役でもこなし、自分のものにしてしまう、最大の魅力であり、他の声優との違いなのであろう。
引用元:https://spotlight-media.jp/article/416518488377262054
そんな神木は今年、実に7年ぶりとなるジブリ作品に声優として挑戦するぞ。
『メアリと魔女の花』にて、ピーター役を演じる神木がどのような成長を遂げていくのか、これからも見守るのが楽しみな俳優、そして声優の1インであるな。