神木隆之介の子役時代のドラマと映画一覧!画像や子供の頃のエピソードは?
今や実力派俳優として人気を博している神木隆之介だが、その芸歴は非常に長く、すでにベテランと呼べる域に達している。
神木は2歳に芸能界デビューを果たし、今年23歳ながらにして芸歴21年という経歴の持ち主であるのだ。
では、なぜそんなにも早く芸能界デビューを果たしたのか?
これから我輩が聞かせてやろう。
生存率1%の難病
神木隆之介は生まれてすぐ、原因不明の感染症にかかり、命の危険にさらされる。
病名ははっきりと分かっていないが、どうやら消化器系の病気らしく、ミルクを飲むこともできなかったという。
生後一週間というわずかな期間で命の危険にさらされた神木の生存率は1%と告げられたというから、その厳しさが分かるであろう。
母親は生まれたばかりの我が子の余命に大きなショックを受けたことであろうな。
しかし神木は、奇跡的にこの難病から生還する。
ただし、この病気は再発する可能性もあるようで、母親はいつまた我が子が命の危険にさらされるかと、不安に感じたようだ。
そして、生きている証を残しておきたいと考えたのが芸能界デビューであった。
つまり神木隆之介がこうして芸能界で華々しい活躍をしているのも、すべてはこの難病のおかげと言えなくもないのだ。
天才子役として活躍
神木の病気がその後再発することはなく、順調に育っていたようだ。
そして、生きる証を残す目的で進ませた芸能界の道で、神木はメキメキと頭角を現していったようだな。
天才子役として世間に名を知られるようになった神木は、色白で人形のように可愛らしい容姿と、天才的な演技力で世の人を夢中にさせていったようだ。
中でも、神木の存在を有名にした作品がMHKの大河ドラマ『義経』である。
引用元:https://xn--t8jwa3kr22l8k6b9v2a.com/geinou/1937/
デビュー作は2000年放送の大河ドラマ『葵 徳川三代』徳川義直の幼少期役であったが、2005年に放送された『義経』では子役として9年のキャリアを持つ神木がその才能を世に知らしめたのである。
大河ドラマと言えば台詞回しが難しく、覚えるのに一苦労、といったところであろうが、神木はどれほど難しい台詞であっても、たった1度で覚えてしまったと言うから驚きだな。
この様子がフジテレビ『めざましテレビ』の取材取り上げられ、その場で『北の国から、84夏』の台本を渡したところ、ワンシーンながらも天才的な演技力を見せたというぞ。
この際、台詞を覚えるのに要した時間はわずか15分というから驚異的である。
こうして、神木の実力が世間に知られるようになったのであるな。
神木隆之介の天才的な演技力
『義経』で大物の片鱗を見せた神木だが、台詞を覚える早さはもちろんのこと、その演技力にも注目を浴びていたようだ。
映画『お父さんのバックドロップ』で共演を果たした羽化実現は、気持ちで演じる神木の演技力をべた褒め。
芸歴が長いにもかかわらず、テクニックではなく気持ちで演じる神木の、血の通った演技に魅了されたようだな。
神木の演技は台詞回しだけでなく、目力や、どんなキャラクターにも入り込んでしまうような表情の豊かさもあるだろう。
こうして、天才子役というイメージが定着していった神木だが、さらなるブレイクを手にするきっかけが『妖怪大戦争』であった。
この映画では、都会から引っ越してきたもやしっ子を演じた神木。
引用元:https://xn--t8jwa3kr22l8k6b9v2a.com/geinou/1937/
田舎になじめない典型的な都会の子供を演じながら、ひょんなことをきっかけとして妖怪の世界に巻き込まれてしまうという、特殊な役を演じている。
共演者には豊川悦司を初め、特殊メイクを施した大御所俳優が多数出演していたが、神木はそんな中でも圧倒されることなく、十分な存在感を示して評価を得た。
『妖怪大戦争』で神木は、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受けているのだから、その才能が高く評価された証であろう。
沢尻エリカや堀北真希など、そうそうたるメンバーが顔を揃えていた中で、弱冠12歳という若さで賞を獲得した神木隆之介。
神木にとって、大きなターニングポイントとなった本作は特別な作品と言えるのではなかろうか。
同級生との共演
また、子役からの脱却という意味では、山田涼介や志田未来と共演を果たした『探偵学園Q』も外せない。
勉強はからきしダメだが推理力や観察眼はずば抜けている、謎解きのスペシャリストをいう役どころを演じたこのドラマで、子供らしい無邪気な表情と、推理をする時のクールな表情という、両極端で難しいキャラクターを見事に演じきっているぞ。
引用元:https://xn--t8jwa3kr22l8k6b9v2a.com/geinou/1937/
子供時代から長く活躍していると、子役の印象が強く残ってしまい、なかなかそこから脱却するのは難しいと言われているが、神木隆之介はそんな壁を軽々と乗り越え、大人の俳優への一歩を踏み出したのであろうな。
大人への第一歩を確実なものにしたことで、神木は俳優として確固とした地位を築いたと言えよう。
こうしたターニングポイントとして重要な作品でしっかりと爪痕を残せることが、神木の天才的な能力を知らしめることにもなっているのだ。
まだ23歳という若さでありながら、ベテランとして顔も持つ神木。
しかし、その魅力は芸歴の長さを感じさせない、いつまでも謙虚さを忘れない姿勢にあるのかもしれぬな。