日大田中英寿理事長の会見はいつ?理事長夫人・田中優子さんとは?
日大のアメフトの問題で今も非常に日本が揺れている。
日大は日本では一番の学生・生徒数を誇っているだけに、現在通っている学生生徒、そしてその父兄、教職員はたまったもんじゃないだろう。
私の友人もたくさん日大出身の者がいるが、正直自分が日大出身だということをあまり明かしたくないといっていた。
そこまで日大ブランドが下がってしまったのはひとえに、お粗末な謝罪会見が発端。
日大が一つの独裁政権国家のような組織を露呈してしまったことだ。
この日大のトップである田中英寿理事長が記者会見を開きさえすれば、少しは進展するのだろうが、頑なに、会見を開こうととはしない。
これはなぜなのか?そして今後会見を開くのであれば、いつになるかについて考えてみた。
【目次】
田中英寿理事長の会見はあるのか?
一番気になるのがこの田中英寿理事長の会見が実際にあるのか?ということだが、日大の学長が5/25に記者会見を急遽開いたが、そのときにこのように話していた。
「日大の運動部の統括は私です。今後田中英寿理事長の会見はありません。」
このような発言をしていた。
理事長と学長、どっちがえらいの?や、何がどう違うの?と思うかも知れないので、簡単に説明すると、理事長とは、会社の社長で、学長は会社の部長的な感じだ。
(ここでは会長職はないとして。)
日本大学グループ→すべての日大系列の学校
日本大学→日大系列の唯一の大学
とすれば、日大グループの社長がいわゆる理事長。
日本大学という部署の部長がいわゆる学長。
これをみれば、学長は理事長よりもかなり影響力が低いということになる。
日大ではなく、小さな大学だったら、そこまで大きな差はないかもしれない。
付属高校などもなく、付属病院もなにもない、大学単体であれば、学長と理事長の力関係はほんの少しかもしれない。
しかし、日大は大学病院もあり、全国にたくさんの系列高校も存在する。
そして会社もあるわけだから、理事長の権力は一つの財閥のトップレベルだ。
この日大の田中英寿理事長が会見に臨むというのは、財閥のトップが謝罪会見をするというレベル。
お隣の国の金委員長が謝罪会見をするレベルにむしろ近いだろう。
会見がされるとしたらいつ?
日大学長は先日の会見で、理事長の記者会見はないと言っていた。
しかし、今まさに国民だけではなく、国のスポーツ庁も動いているわけだから、今後会見がないとは言い切れない。
だとすればいつのタイミングになるだろうか?
まずはじめに知っておいてほしい予備知識として、週刊文春が田中英寿理事長に突撃インタビューを行った。
その時の記事にこのようなことが記載されていた。(要約版)
「理事長まで上り詰めたのは、黙して語らずという処世術でここまでのし上がってきた。」
こんな感じの内容があった。
これを読んで、これからもこの事案についてはずっと黙して語らない姿勢で務めていくんだろうな~と私は感じた。
しかし、この事案は被害者である関西学院大学アメフト部のQBの父親の奥野康俊氏が刑事事件として告訴したあとも可能だろうか?
今のところ、被害届を出している段階だが、まだ告訴はしていない状況だ。
これは相手方、日大の出方を見ているということ。
日大というか、第三者委員会が被害者や被害者家族・そして関西学院大学に納得いくような内容か、ということである。
日大の今の状況で、本当に納得のいく内容になるかは正直微妙だ。
なので、納得いかない結論、いわゆる、「選手と監督・コーチの認識のかい離」というものを押し通すのであれば、間違いなく、奥野氏は告訴をして警察の捜査にゆだねるだろう。
そうなってきて初めて、日大に家宅捜索などされたり、日大グループのトップである田中英寿理事長にも事情聴取が発動される。
すると田中英寿理事長も窮地に追い込まれるわけなので、謝罪会見をせざるを得ない状況になるだろう。
警察と日大のつながりは?
ここでまた気になってくるのが、警察と日大の裏でのつながりだ。
正直なところないわけがない。
日大出身の警察官や重役のポストに日大出身の人も少なからずいるだろう。
日本で一番のマンモス校だからな。
しかしそんなことではなく、田中英寿理事長と警視総監やそれに近いレベルの人が横でつながっている可能性も高い。
別にこれは悪いことではない。
学校法人のトップと警視総監が友人だからといって社会はとくに問題視はしないだろう。
しかし、それがゆえに、警察の捜索を緩めたり、意図的に上層部をかばうような行為をしてしまうのではないか?
というのが可能性としてある。
ここまで来てしまったら、日本の政府の高官にももちろん田中英寿理事長はつながりはあるだろうから、私たち国民がデモなどを起こして、訴えていくしかないだろう。
田中英寿理事長の妻田中優子さんとは?
一国の国王レベルの田中英寿理事長にも実は頭の上がらない人物がいる。
それは妻の田中優子さん。
田中優子さんは阿佐ヶ谷駅付近でちゃんこ鍋のお店を出している。
「ちゃんこ料理 たなか」
このお店は日大の上層部が集い話し合う場所。
このお店に日大の本部職員が何度訪れたかで、今後の進路や出世が決定されるというほどの場所だ。
このちゃんこ鍋の女将である田中優子夫人に気に入られるか否かですべての人事が変わってくる。
それだけ田中英寿理事長が信頼を寄せているという。
そんな田中優子さんについて調べてみた。
田中優子さんのプロフィール
田中優子さんについて調べてみると
- 田中優子さんは元演歌歌手
- 角界の女帝
などという内容しかなかった。
一般人だからこれくらいしかないのかもしれない。
元演歌歌手といっても売れていたわけではなくセミプロのような演歌歌手はたくさんいる。
角界の女帝という噂もあるが、正直どうなのだろうか?
そこまで影響力のある人物になったからには何かしらのバックグラウンドがあるはず。
例えば、某横綱の娘など。
しかしそんな情報はない。
だとすれば、田中理事長を日大の理事長にまでした手腕・いわゆる「あげまん」的人物と見る方が妥当だろう。
今後また新たな情報が入ってきたら随時追記していく。
今後の日大はどうなるのか?
さてこの日大アメフトの事案がさらに長期化すれば日大にとっては大きな打撃を被ることになる。
まずは入学者の激減。
こんな闇が多い大学に進学したいという学生はいるだろうか?
そして親の視点でみても、自分の大事な子供を入学させたいとは思わないだろう。
2つ目としては、上層部の一新。
韓国の財閥は今危機に瀕している。
サムスン電子やロッテ、そのほか大韓航空など、家族経営でやってきている上層部が国民から叩かれ、刑事事件にまで及んでいる。
これは今まで韓国の一般人が財閥に対して不満を抱いていたものが一気に爆発してしまったと言わざるを得ない。
日本は今財閥は存在しないが、日大のように財閥化しているものに対しては、日本国民も不満を抱くはずだ。
よって、アメフトの事案のみではなく、日大上層部の責任として今後追及していき、結果的に上層部が一新されてしまう可能性もある。
3つ目は政府からの補助金のカットもしくは停止。
日大は国民の税金から補助金を一番受け取っている私大だ。
実に80億円もの補助金を国から得ている。
私立大学に国が補助金を出している額は3200億円。
その2.5%が日大。
この補助金がなくなれば、大学経営はままならなくなる。
ちなみに、補助金の減額や不交付の規定を文科省が決めているが、その規約には、このような内容がある。
(要約)
・学校経営に係る役員や教職員が刑事事件などで起訴された場合
これはアメフトの内田前監督が当てはまる可能性が高い。
このまま第三者機関が適当な結論を出して内田氏に非がないということになれば、被害者の父親・奥野康俊氏が告訴をし、立件される。
いわゆる刑事事件で起訴される状況だ。
ここまできたら日大の数ある学部は閉鎖を免れない。
被害をこうむるのは、その学部にいる学生や教職員。
解決策としては、すべて真実を述べ、被害者が納得するような結論を出すことなのではないだろうか?