ダルビッシュ有の左投げの動画は?球速は何キロで変化球は?
日本人メジャーリーガーとして活躍中のダルビッシュ有、その投球は右投げである。
しかしダルビッシュ有が左投をしている動画が発見された、果たしてなぜダルビッシュ有は左投をしたのだろうか。
左投をしたダルビッシュうの球速などの情報のほか、ダルビッシュ有の投球スタイルについて紹介しよう。
【目次】
ダルビッシュ有の驚きの左投げ動画
https://www.instagram.com/p/BNOMjbulxKF/
ダルビッシュ有が自身のインスタグラムで公開した左投げ動画がこちらである。
注意をしてみないと、ただのピッチング練習のように見えるこの動画、左投げであることに驚いたものも多いのではないだろうか。
素人の場合、利き腕ではそれなりに投球ができても逆腕ではなかなか思ったように投げられない。
軽いキャッチボールすらままならないのではないだろうか、それなのに軽く投げ込んでいるように見えるダルビッシュ有の左投げの投球、かなりの球速が出ているように見える。
ダルビッシュ有の左投げはどのくらいの球速がでてる?
この動画を見たネットのファンの声は「すっげぇ!」「ちゃんと球が伸びてきてる(°▽°)」「凄い!ダルビッシュさんもリアル二刀流ですね!」といったような驚嘆の声で占められている。
この投球は推定で130㎞位出ている、本気を出せば137kmくらいで投げられるのではないかとダルビッシュ有本人が語っている。
なぜ左投をしているの?
なぜダルビッシュ有は左投をしているのだろうか、それは肘の故障が原因となっている。
2015年シーズン右肘内側側副靱帯の損傷が判明したダルビッシュ有はトミー・ジョン手術を受け、この年は出場無しとなった。
トミー・ジョン手術は数多くの投手を中心に行われている手術で、見事に回復をして依然と同様、むしろそれ以上の球を投げることができるようになる選手がいる一方、うまく再起できずに消えていく選手も多い。
ニューヨークヤンキースの田中将大も肘の故障が見つかり、メスを入れるかどうかで騒ぎになったことがある。田中将大は手術のリスクを取らずに保存両方を選択、それが功を奏してか2017年シーズンのポストシーズンなどで大活躍をした。
大きなリスクを伴う手術が必要となる肘の人体の損傷、ダルビッシュ有は右で投げられなくなったら左投があるとツイッターでつぶやいたことがある。
これが本気なのかどうかは本人にしかわからないが、実際この左投の投球を見せつけられるとあながち嘘ではないと感じるな。
ダルビッシュ有が実践で左投を披露する日もあるかもしれない、それは怪我が原因ではなく実際に使える自信がついたというのであればうれしいことだ。
左右両投げのプロ投手っているの?
引用:https://g-times.jp/pat/
メジャーで両投げ、つまりスイッチピッチャーを行った選手がいる。
それはパット・ベンディット、2008年にMLBドラフト20巡目(全体620位)でニューヨークヤンキースに指名されたパット・ベンディットはメジャー昇格を目指してマイナーで投げ続ける。
ついにメジャーの夢がかなったのは2015年6月5日、オークランド・アスレチックスの一員としてリリーフ登板、その後も2016年はトロントブルージェイズ、シアトルマリナーズで登板を果たした。
残念ながらいい成績は残していないが、その独特のスイッチピッチャーとしての個性で日本でもコアな人気がある。
パット・ベンディットが使うグローブは両手で使えるように6本指の特殊なものとなっており、さらに投球前にどちらの手で投げるかを宣言しなくてはいけないパット・ベンディット・ルールというものも制定されている。
実はこれ以前にも1995年に登板したグレッド・ハリスや1800年代にスイッチピッチャーとして登板した選手がいる。
日本では一軍で1度の登板経験がある近田豊年(南海ホークス)という選手がいた。
ダルビッシュ有の投球スタイル
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201708050005-spnavi
ダルビッシュ有の投球スタイルについて紹介しよう。
ダルビッシュ有の平均球速は149㎞、最高球速は159㎞と日本では間違いなく速球はと言える球速のストレートを持っている。
しかしダルビッシュ有と言えば多彩な変化球を扱うことが真骨頂。メジャーではダルビッシュ有と同様かそれ以上のストレートの持ち主は多いが、奪三振率がとても高いダルビッシュ有の理由は変化球にある。
ダルビッシュ有の決め球の一つはスプリッター、これはフォークほどは落ちないがコントロールしやすい落ちる球で、田中将大が得意とする。
このスプリッターの投げ方を田中将大にメールで聞いたとダルビッシュは語っている。
そしてダルビッシュ有がストレート系以外でもっとも投げているのがスライダー、このスライダーも複数種類を扱っており視界から消えてしまうような速いスライダーや、打者から遠ざかるように落ちていく緩いスライダーなどがある。
このほかにもカッターやカーブ、チェンジアップなどを繰り出すダルビッシュ有、新たな変化球の開発もあるかもしれない。