井上コーチの家族は?実家はバームクーヘンの洋菓子店?家族構成
日大アメフト部の事件が社会問題になり、非常に深い闇を抱える問題になった。
1か月前は山口達也の問題で記者会見があり、日本列島が沸いたが、1か月後にはさらに大きな問題が長引いている。
すぐに日大アメフト部が真摯な対応を取り謝罪会見を開いて非を認めていれば、ここまで大きな事案にならずに済んだはずだ。
しかし、謝罪会見をするたびに、炎上してしまった。
その背景には、日本大学の上層部の権力がある。
これは一教育機関というものを超えて、闇組織や政治にもつながりのある日大田中英寿理事長が大きな要因だろう。
それ以外にも非常にたくさんの登場人物が存在する。
もちろん内田正人前監督や井上コーチ、当該選手の宮川泰介選手、そして相手関西学院大学の鳥内監督などもいる。
しかし、一番の火に油を注いだ人物は、日大アメフト部の記者会見での横暴な司会者、日大広報の米倉久邦氏ではないだろうか?
たくさんの個性的な人物がこの事案を大きくしてしまって、ある種のドラマを見ているようだ。
そして今回お話をしていく井上コーチもそのうちの濃い登場人物だ。
【目次】
井上奨コーチの経歴・プロフィール
ではここで井上コーチについての経歴やプロフィールを見ていきたいと思う。
井上奨(いのうえ・つとむ)
年齢:30歳
1987年生まれ
職業:元・日大アメフト部コーチ
学歴:日本大学卒業
出身高校:大阪産業大学付属高校
このような経歴だ。
30歳ということで、あの面構えにしては非常に若い。
私はもっと年上だと思っていた。38歳くらいか。
もう人相が強面で世の中の色んなものを見てきたといわんばかりの顔だと思った。
日大井上コーチのフライデー問題・ビデオ出演とは?
経歴のうちに入るのかわからないが、2013年、今から5年前にあるいわくつきのビデオに出演したようだが、これは本人や大学も否定しているので、真実かはわからない。
ただ今までの日大アメフト部の内田正人前監督の記者会見を見るなり、真実も捻じ曲げる姿勢を貫くことから95%確定だろう。
「筋肉チルドレン(ミスチル)」
というプロモーションビデオ???的なものに出演していたようだ。
ミスチルに失礼だろ!と個人的に思ったが、ミスターチルドレンの略だとしたら、結構うまい。
いやミスチルもMr.Childrenだから、同じか・・・
内容はどういったものかは不明(?)だが、筋肉質の男性たちが出演しているビデオだ。
パッケージなどもネット上に上がっているので私もみたが、非常にかっこいい、井上コーチの若かりし頃のような青年がそこに映っていた。
私も見てみようと色々探してみたのだが、著作権の問題で軒並み削除されていた。
DMMでも個人的に購入しようとおもい検索してみた。
しかし、検索にヒットしなかった。
仕方なく他のビデオを購入。
このようなことがなぜこんなすぐにネット上に出回るのだろうか?
ネット時代の恐ろしさを肌で感じてしまう。私も非常に恐ろしいので素性は明かしたくないと思った。
家族はいるのか?
井上コーチには家族はいるのだろうか?
もちろん親兄弟はいるはずだ。しかしそういう意味ではなく
30歳にもなれば結婚などされているのか?子供はいるのか?という話になる。
ということで、調べてみたが、そのような気配はなかった。
今のところ独身のようだ。
もし子供や妻がいたら、このような不祥事が公になり、妻や子供も大変だったろうと思うと、逆によかったのではないかと思う。
ただ彼女がいる可能性はある。
恋人にまで取材などはされないだろうが、この一軒で筋肉チルドレンのことが明るみに出てしまっては、正直彼女としても困惑するだろう。
こういった作品に出演すること自体はとくに違法でもないし、お金ほしさに出演してしまったはずなので、日本全国に知れ渡ってしまった今、非常につらいだろう。
実家は洋菓子店?
井上コーチの実家について調べてみた。
井上コーチの実家は、大阪で洋菓子店を経営しているようだ。
「株式会社 葉乃國(はのくに)」
という会社らしい。
会社のHPに入ってみたら、サーバーエラーになっていた。
たくさんのアクセスが集中している可能性もあるし、もしかしたら、自主的に閉鎖をしているのかもしれない。
求人情報もでていたので、その会社のプロフィールを見てみると、
社長:井上健 (いのうえ・たけし)
生年月日:1964年10月15日
とあった。
仮にこの方が井上コーチの父親であれば、23歳のころの息子が井上奨コーチになるだろう。
株式会社 葉乃國の事業内容は、
- オリジナルスイーツの企画開発
- 仏事事業
- 店舗運営事業
- 婚活事業
と多肢に渡っている。
洋菓子以外にも仏事・婚活事業と活動の幅が広い。
仏事事業は洋菓子を法事の時やお葬式の際に提供するという形で可能ではあるが、婚活事業においては正直どのような形で活動されているか想像ができない。
従業員数は23名と中小企業としては、ある程度いるのかな、といった規模の会社。
息子さんがこのような事件の最中であるから、会社の方はしっかりと活動できているか私は心配である。
日本大学特製バームクーヘンとは?
井上コーチとバウムクーヘン。
なにが関係しているのか?
ここまでくれば君もわかっているはずだ。
このバウムクーヘンを井上コーチの実家の洋菓子屋が製造しているのでは?ということだ。
これはどこまで本当かわからない。
おもしろおかしく勝手なデマを流し、それがTwitter上で拡散されて、ねじ曲がった真実になってしまうことも多々ある。
この日本大学特製バウムクーヘンは販売元が「シダックス」となっているようだ。
だとすればおかしいのだが、販売元と製造元が違うかもしれないので、今のところ真偽は不明。
ただ一つだけいえることは、井上コーチの実家の洋菓子店がこの日大バームクーヘンを製造しているのだとしたら、大口顧客でもある日大の不利なことを言えないということだ。
井上コーチは否定しているが、例のプロモーションビデオに出演したことに対して、フライデーから直撃されたが、内田正人前監督に相談したところ、内田正人前監督が「人違いだ!」と一貫して言って大きな問題にならなかった。
こういった背景からも、井上コーチは内田正人前監督には逆らえない立場だったようだ。
ちなみに・・・
もし君が日大バームクーヘンを購入したいのであれば、日大のHPから購入することができる。
なぜ謝罪会見は突如始まったのか?
井上コーチは内田正人前監督と一緒に謝罪会見を行った。
謝罪会見は急遽マスコミ関係者に1時間前に開始すると発表した。
その後の日大学長の謝罪会見もマスコミに1時間前に開始するという通知をして、マスコミ関係者は大急ぎで出ていった。
なので、謝罪会見を生放送で見ることができたのは、ネットTVのAbemaTVなどやニコ生のみでの配信になった。
これは日大側からしたら、あまりたくさんのマスコミを呼びたくないという意図のようだ。
謝罪会見で初めて井上コーチを見た人がほとんどだろう。
私も初めて井上コーチを見たとき、「顔が怖い!」と思ってしまった。
宮川泰介選手がこんな強面のコーチに指示されたら正直嫌とは言えなかっただろうな~と感じてしまう。
井上コーチは会見で嘘をついていたのか?
途中から私もAbemaTVで記者会見を釘付けで見ていたのだが、井上コーチの話しぶりが非常に!非常に!不自然で気になった。
「正直~正直~正直~」
はよ言え!
となんどもツッコんでしまったが、かなり目が泳いでいた。
目が泳ぐという心理状態はどういった意味があるのだろうか?
- 嘘をついている
- 照れている
- 他の異性が気になる
- 好きだといいたい
- 目を合わせるのが苦手
このような心理状態が隠されているそうだ。
あの記者会見のシチュエーションを考えてみて、照れることはまずないし、他の異性なども関係ない。
好きだと言いたいは100%ない。
あるとしたら、嘘をついている、もしくは目を合わせるのが苦手、この2択だろう。
目を合わせるのが苦手な人ももちろん大勢いる。
しかし普通に考えたらあの状況では、嘘をついているというのが大多数の見方。
「宮川選手に成長してもらいたくて、QBをつぶして来いと指示した」
といっている言葉が、非常に震えていた。
自分の本当の気持ちと上層部からの圧力、そして今後どうなってしまうのか?という恐怖と不安がよぎっていたに違いない。
井上コーチはなぜ関西弁を話すのか?
会見で井上コーチは関西弁で話していた。
日大は関東を中心とした学校であるので、普通は標準語を話すと思うだろう。
しかし、井上コーチはもともと大阪出身。
高校は大阪産業大学付属高校と、高校までの18年間を大阪で過ごしているわけなので、大阪弁・関西弁でも不思議ではない。
なぜ大阪産業大学付属高校から大阪産業大学に進学しなかったのかというと、大阪産業大学はアメフトがそんなに強くはなかったとのことだ。
なので、大学でも強豪校である日大に進学した。
井上コーチの選手からの評判は?
井上コーチは選手からどのように思われていたのだろうか?
これは一人ひとりに聞いてみないとわからない。
しかし私が朝のワイドショーで聞いたところ、日大豊山高校の監督をしていたころは、選手からも慕われていたそうだ。
ではいつこと井上コーチは変わってしまったのだろうか?
それは、内田正人が監督に就任した時からのようだ。
内田正人前監督の方針としては、「厳しく」というものがあった。
内田正人前監督になってから、練習量も一気に増え、しごきのような練習や環境に変わった。
内田正人前監督が就任してから約20名もの部員がついていけずに辞めてしまった。
内田正人前監督は選手だけではなく、コーチ陣にも非常に厳しくしていた。
考え方が合わないコーチなどは、系列の高校に飛ばすというやり方で人事権を好き放題行使していたらしい。
これではコーチも恐怖に陥ることだろう。
結果的に、慕われていた井上コーチも鬼のような指導方針にならざるを得ないのは言うまでもない。
関東アメフト連盟の処分について
井上コーチと今までずっと言ってきたが、もう辞退したので、井上奨前コーチだ。
関東学生アメリカンフットボール連盟(関東アメフト連盟)は、5/29の会見で、井上元コーチ並びに、内田正人前監督の処分を最も重い、「除名」にした。
これはどういうことかというと、学生アメフトにはもう係ってはいけないということになった。
その他には、森琢コーチを資格剝奪(はくだつ)にしている。
森琢コーチはヘッドコーチという役職もありコーチの監督不行き届きということなのかもしれない。
資格はく奪とは、どういうものかというと、除名よりも一つ軽い処分で、試合に関してはノータッチだが、練習には関与してもいいという微妙なものらしい。
今後時間がたてば、また資格を取り戻せるということもあるので、除名と資格処分の差は歴然とした差がある。
ついに告訴!(追記5/31)
先ほどある情報が入ってきた。
それは、関西学院大学が日大アメフトの前監督、内田正人氏並びに井上前コーチを傷害容疑で告訴したという。
そして、告訴の対象には、宮川泰介選手は含まれていない。(らしい)
以前被害者の父親である奥野康俊氏が記者会見を開いたときに、傷害で立件する場合は、実行した人物も一緒に告訴をしないといけないという法律上の問題があるとのことだった。
しかしながら、被害者並びにその父親の奥野康俊氏、そして関西学院大学アメフト部側は、これは実行した選手は咎めるつもりはなく、自分の保身ばかりに走る内田正人前監督と井上前コーチのみを処分してほしいと強く訴えていた。
ということで、「嘆願書」を作成しているとのことを伝えていた。
その内容は、「宮川泰介選手に対しては、寛大な処分にしてほしい」という内容だ。
結果的に嘆願書は6348通にも上った。
実は私もそのうちの一人だ。(ガチで)
最初は自筆で送る嘆願書の様式だったようだが、Facebook上で友人から嘆願書のリンクが流れてきた。
WEB上で嘆願書を作成できるアプリのようで、奥野康俊氏の友人が作成してくれたそうだ。
私はその嘆願書に名前と住所(~市まで)を記入して提出。
その時点では4500名くらいだった。
それが昨日5/30。
そして一夜にして6348通にまで膨れ上がったのは、このインターネットのすごさと利便性だろう。
奥野康俊氏の行動力
被害者には申し訳ないないが、被害者の父親がこの奥野康俊氏でよかったと思う。
彼は大阪市議で、顔もかなり広く非常に機転の効く人物。
しかも子供が5人いて、市政では、子供の教育関連についての仕事をされているとのこと。
こういった経緯もあり、この大人の都合でなかったものにされることの恐ろしさを払拭させたいという思いがひしひしと伝わってくる。
奥野康俊氏は「残りの私の人生を使って解決していきたい」という言葉を発していた。
テレビ番組のコメンテーターは、それは言い過ぎということを言っていたが、日大上層部・特に日大田中理事長の裏には、色んな闇組織にもつながり、政財界にもつながりを持つ。
これは単なる大学のアメフトの事件ではない。
そういった大きな大きな組織を敵に回すということは非常に怖いし、すぐには解決する事案ではないということを本人が重々知っているからこそ出た言葉だろう。
今後、井上前コーチはどうなるか?
記者会見では「正直~、正直~、」と連呼していて目が泳いでいたのが非常に印象的だった。
今後井上元コーチはどうなるのだろうか?
命の心配をするものもいた。
ここまで追い詰められたのは自分が宮川泰介選手を追い詰めたのだから自業自得だという意見もあるが、今後生きていけるのか私も心配している。
ただ、日本国民には非常に印象も悪く、最低なイメージだったが、内田正人前監督には忠義を守った。
それはどういうことかというと、日大の田中英寿理事長にも忠義を示したという意味でもある。
日大の田中英寿理事長の政権がある限り、日大内部での井上元コーチの居場所はあるはずだろう。
しかし、その日大の田中英寿理事長から見捨てられた場合はもう行き場がない。
大学生のころからずっと10年以上日大に所属していたのだ。
社会に出ても自身のアメフトの実績やコーチなどは使えない。
だとすれば、実家の洋菓子店を手伝うという形の社会復帰になるのかもしれない。
と、ここまで色んな話をしてきたが私が最後に一番言いたいのは、井上コーチにも今後しっかりとした人生を送ってほしい、ということだ。
このまま日大に居座るのか?それとも、実家の家業を継ぐのかわからないが、もう日大とは縁を切って自分らしい人生を送ってほしい。
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