那須川天心VS才賀紀左衛門の日程や結果予想!このルールだと才賀にも勝ち目あり?
今日は、君が知りたがっている那須川天心と才賀紀左衛門について教えてやろう。
RIZINファンなら誰もが気になるのが勝敗予想ではなかろうか?
天才と呼ばれる那須川天心と、派手な足技で注目を集める才賀紀左衛門。
どちらに軍配があがるかは、ルール次第とも言われているぞ。
この二人の試合の日程は、2017年7月30日、さいたまスーパーアリーナで開催される。
君は観に行くのか?
私は観に行くぞ。リングサイドで私の顔を見かけたら、挨拶するように。
では、RIZINを知らないという輩にも分かるように解説してやろう。
【目次】
RIZINとは
RIZINは、日本における総合格闘技団体である。
団体名となっている「RIZIN」は、『ライジング・サン(日本発の格闘技)』と『雷神』をかけたものであるぞ。
基本的には、総合格闘技(MMA)ルールが主体となっているが、これ以外にも、キックボクシングルール、シュートボクシングルール、グラップリングルール、キックルール、そしてMMAルールを交互に行うミックスルールなど、多彩なルールを用いるのが特徴だ。
引用元:https://www.ninomiyasports.com/archives/55455
前身であるPRIDEには無かった女子格闘技も行っているぞ。
これまでに輩出したファイターには、桜庭和志、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、田村潔司、ジェームス・トンプソン (格闘家)など、錚々たるメンバーである。
ルールについて
RIZINには多彩なルールがあると説明したが、その種類は非常に多い。
どのルールを採用するかが勝敗にも関わり、非常に重要だと言えよう。
引用元:https://togetter.com/li/1059382
RIZIN MMAルール/︎RIZIN女子MMAルール
全3ラウンド制で行い、1ラウンド10分、2ラウンド目と3ラウンド目は5分となる。
なお、女子の場合は全ラウンドとも5分だ。
これをインターバル60秒で行い、勝敗はKO、一本、試合放棄のほか、レフェリーストップ、ドクターストップで決する。
3ラウンド終了時点で勝敗がつかなければ、ジャッジ3名によるマスト判定で勝敗を決するルールだ。
反則
頭突きやかみつき、ロープを掴むなどの行為は反則と見なされるが、パンチやキック、投げや関節技は有効となる。
また、PRIDEルールと言われる、相手がグラウンド状態でサッカーボールキックを行う行為やや踏みつけ、膝で頭部へ打撃を与えることもルール違反ではない。
かなり過激なルールとなっているようだな。
キックボクシングルール
3分3ラウンドの試合で、スリーノックダウン制でとなる。
つまり、試合中に3回ノックダウンするとTKO負けとなるわけだな。
キックボクシングルールの場合、肘による攻撃は認められないが、相手の蹴り足を掴んで殴ったり足払いをかけるワンキャッチ・ワンアタックは、1回の攻防につき1度に限り有効だ。
3ラウンドで決着がつかない場合は、やはりジャッジ3名による判定で勝敗を決する。
Shoot Boxingルール
3分3ラウンド制はキックボクシングルールと同様。
パンチやキック以外に、スタンディング状態で行う投げ、関節技が認められているぞ。
勝敗は、3ラウンドでKO・TKO・一本により決するが、決着がつかなければジャッジ3名による判定で決めることとなる。
ドローの場合には延長ラウンドを行い、ラウンドごとに判定していく。
優劣がつくまで無制限に延長されるのが特徴であろう。
グラップリングダブルバウトルール
1試合15分の3本勝負で、2本先取したチームのの勝ちとなる。
打撃は全て禁止となり、選手交代は1試合につき5回まで可能だ。
一本を取った時点で試合終了となり、2本目の試合は、1本目を取ったほう・取られたほうではない選手によって開始される。
15分でどちらも2本とることができない場合にはドローとなり、ほかのルールと違って判定はない。
那須川天心について
君は、天才と言われる那須川天心を知っているか?
5歳から極真空手を習い、無差別級でトーナメントを勝ち上がり、ジュニア世界大会で優勝を果たしただけでなく、キックボクシングに転向してからアマチュアボクシングやキックボクシング、幼い頃から習っていた極真空手の試合経験を活かし、「得意技は全部」と言い放つほどの腕前である。
引用元:https://miketonpei.net/archives/10093
もちろん努力も怠らず、全ての技でKOできるほどに練習を積んでいるからこその言葉であろう。
プロ2戦目で相手から食らわされた三日月蹴りに闘志を燃やし、未経験で繰り出した三日月蹴りで相手をKOするなど、その才能には目を見張るものあるな。
史上最年少となる、16歳でRISE王座を戴冠しただけに収まらず、大田区総合体育館にて開催されたRISEの100回目記念大会では、RISEバンタム級7位の現役ランカー、有松朝と対戦し、1ラウンドをたったの58秒でKOするなど、天才としか言いようのない能力を見せつけたのである。
進化、成長のスピードも早く、怪物と評されることもある那須川は、攻撃の見切りや判断力にも長けており、外国人選手を前にしてもその勢いは衰えを知らぬのだ。
外国人選手のアラモスをKOで圧勝し、プロデビュー後の10連勝を果たした話は、那須川の怪物ぶりを浮き彫りにしているのだ。
才賀 紀左衛門とは
才賀紀左衛門は、K-1を創った空手道場である正道会館に所属している。
空手出身という経験を活かした足技が有名なキックボクサーであり、総合格闘技家でもあるのだ。
正道会館では、アディ・フグ、武蔵、金泰泳、藤本佑介、中迫強などを輩出しており、才賀自身も先の強豪選手を育てた湊谷師範に育てられてきた。
華麗なる足技はもちろんのこと、その容姿端麗な外見にも定評があるぞ。
しかし、判定勝ちが多く、ファンからするとつまらない試合が多いという情報もあるようだな。
引用元:https://entanya7.com/
また、ビッグマウスが元で、ジムを転々としているという噂もあるが、人によってはパフォーマンスとしてのビッグマウスではないかという見方もあるようだ。
確かに格闘家なら、時にはパフォーマンスとして、大口を叩く場面も必要であろうな。
大手建設機械リース会社を創始者である父を持ち、結婚相手にはあびる優という、容姿もプライベートも気になる才賀紀左衛門。
怪物たる那須川天心との対戦が見物である。
ちなみにこの女の子も怪物だ。
かわいいが筋肉がスゴイ、そのギャップに萌えるバカな日本男児もいるらしい。
世も末だ。
結果予想
気になる勝敗予想であるが、勝敗の鍵はルールが握っているようだな。
今回採用されるのは、MIXルール。
1ラウンド目はキックボクシングルールで行い、2ラウンド目はMMAルールとなる。
このルールに対し、ファンの間では、MIXルールなら那須川天心が圧倒的に有利であろうという予想が多く上がっているようだな。
以下の動画でも分かるように、那須川天心の強さは速さであろう。
一撃一撃が非常に速い、那須川の速攻を持ってすれば、2ラウンド目にもつれ込むことなく勝敗がつくだろうというのがその理由である。
那須川の速さは段違い。
君がカップラーメンを作って待っている3分の間に、才賀紀左衛門は担架で運ばれることになるであろう。
しかし、万が一、1ラウンドをしのいだ場合、2ラウンド目の総合格闘技ルールになると、体重が重い才賀紀左衛門に勝機が訪れる可能性も十分にあるぞ。
というのも、2人の体重は、那須川天心がキックなら55キロなので、ボクシングでいうところのスーパーバンタム級。
対する才賀紀左衛門は、本当は58キロでやりたかったと言っていることから、おそらく階級はスーパーフェザー級~ライト級であろう。
この階級の差は、試合での打撃の強さに大きく影響する。
つまり、体重の重い才賀紀左衛門が寝技に持ち込み、体重を活かした闘い方で攻めた場合、那須川天心が圧倒的に不利になるのだ。
もちろん、那須川は60キロクラスなら倒せると意気込んでいるが、ルールによって課せられるものは少なくはないだろう。
9分36秒あたりから、2人の公開練習の様子が流れるから、確認しておけ。
2人の強さの違いがはっきりと分かる内容となっているぞ。
まあ、8割方1ラウンドで那須川天心が勝利を収めるであろうが、戦い方によっては才賀紀左衛門にも十分勝機はあるということだ。
どう転ぶが、試合本番が今から楽しみだな。