ダルビッシュ有の2017年のメジャー成績や通算成績は?日米比較!
2017年シーズンはテキサス・レンジャーズでプレイをスタート、シーズン途中でロサンゼルスドジャーズへ移籍をしてプレイをしたダルビッシュ有。
2017年シーズンのメジャー成績はいったいどのようなものだったのだろうか。
メジャーの通算成績のほか、日米での成績の比較を紹介してやろう。
【目次】
ダルビッシュ有の2017年シーズンの成績は?
引用:https://full-count.jp/2017/09/01/post82086/
ダルビッシュ有は2017年シーズンをテキサス・レンジャーズでスタートさせた。
テキサス・レンジャーズにはメジャー移籍時から所属し、これが6年目のシーズンとなった。
その後2017年の7月31日にワールドシリーズを目指す強豪のロサンゼルス・ドジャーズにマイナーリーグ所属選手3名との交換トレードで移籍、メジャー2球団目の所属となった。
まずはレンジャーズ時代の今年の成績から振り返ろう。
テキサス・レンジャーズでの成績
- 22試合登板(先発22)6勝9敗 防御率 4.01
テキサス・レンジャーズでの成績は負け越し、防御率も4点台とあまり振るわなかったダルビッシュ有、特に今年のテキサス・レンジャーズは打線の調子も悪く援護が少なかったこともこの負け越しの理由の1つであろう。
しかしその能力の高さを買われ、前述した通りワールドシリーズ制覇をもくろむロサンゼルス・ドジャーズにシーズン途中で移籍することとなる。
メジャーでは日本と違い、若手の有望株複数人とその年の優勝するための即戦力の選手をシーズン途中でトレードすることはよくあることだ。
果たしてダルビッシュ有はロサンゼルス・ドジャーズで期待通りの活躍をすることができたのだろうか?
ロサンゼルス・ドジャーズでの成績
- 9試合登板(先発9)4勝3敗 防御率3.44(レギュラーシーズン)
ロサンゼルス・ドジャーズに移籍をして最初の試合は2017年8月4日のニューヨーク・メッツだった。
この試合で10奪三振を奪い見事に勝利投手となる、ロサンゼルス・ドジャーズで初登板10奪三振を取ったのは現在解説者として活躍中の石井一久以来の快挙となった。
そしてシーズンを通しての防御率もレンジャーズ時代よりも改善、貯金1を作りドジャーズのポストシーズン進出の原動力として活躍をした。
ポストシーズンに入ってからも好調のダルビッシュ有、ディビジョンシリーズ・リーグチャンピオンシップで見事に勝利投手となりドジャーズはワールドシリーズへとコマを進めた。
ここまで順調だったダルビッシュ有、しかし最後のワールドシリーズに入ると不調に陥り、2試合に投げて2敗(防御率 21.60)。ワールドシリーズ敗退の責任はダルビッシュ有にあるとファンにたたかれたのは記憶に新しい。
ドジャーズに加入してから比較的いいピッチングをしていたが、ラストの印象が悪かった、そんな2017年のダルビッシュ有の成績だ。
ダルビッシュ有のメジャー通算成績
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201708050005-spnavi
続いてダルビッシュ有のメジャー通算成績を紹介しよう(2017年シーズン終了時点)。
- 131試合登板(131先発)56勝42敗 防御率 3.42
メジャーでも活躍をしているダルビッシュ有、2012年に移籍以降6シーズンでの記録だが、2015年シーズンは怪我の手術の影響で試合出場は0となっている。
移籍をした2012年の4月には5試合の登板で4勝0敗、防御率2.18という圧巻の成績でリーグ月間最優秀新人を獲得、さらにオールスターにも選出されている。
さらにその活躍は高く評価され、アメリカの投手の名誉ある賞であるサイヤング賞(毎年ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれ1名選出)の投票で2回も10位以内を獲得。
特に2013年は2位となる93.0ポイントを獲得、もちろんこれは日本人投手として最高の成績である、日本人初のサイヤング賞を果たしてとれるのかにも注目をしたいところだな。
2018年シーズンの契約がまだ決まっていないダルビッシュ有、果たしてどのチームでプレイをするのか楽しみだな。
ダルビッシュ有の日本時代の通算成績
引用:https://kitanotabibitocs.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5a94.html
続いては日本時代の通算成績を紹介しよう。
- 167試合登板(164先発)93勝38敗 防御率 1.99
ダルビッシュ有は2004年ドラフト1位で東北高校から北海道日本ハムファイターズに入団している。
高校時代から注目を集めていたダルビッシュ有だが、甲子園は準優勝が最高成績だった。
ルーキーイヤーの2005年から高卒ルーキーとして活躍し5勝(5敗)をあげる、そして2006年に12勝と二けた勝利をすると、その後日本時代は二けた勝利を続けた。
何より通算防御率が圧巻の1.99、ダルビッシュが投げる試合は安心してみることができたという日本ハムファンも多いのではないか。
このまま日本でプレイを続けていたらどこまで勝利数を伸ばしたのかも気になるところだな。
ダルビッシュ有の2018年の前半戦成績は?
さて、少し追記することにするぞ。
2018年のダルビッシュ有の前半戦の成績について調べてみたぞ。
ダルビッシュ有は、現在、シカゴ・カブズの選手として出場している。
そして、その成績は次のようになっている。
・8試合登板 1勝3敗 防御率4.95
どうしたダルビッシュ有という成績になっているが、実は右上腕三頭筋の腱炎で故障者リスト入りしているようだ。
やはりどんな偉大な選手でも故障者入りとなると成績は残せない。
今のところは無理をせず、7月初旬に行われるオールスター前戦に向けて復帰できるように調整をしているようだ。
そのため、徐々に投球練習などを行い、100パーセントまではいかないが、良くなっているとのことだ。
私は、野球のことはそれほど詳しくはないが、ダルビッシュ有、大谷翔平、田中将大、松坂大輔ぐらいは知っている。
それだけの有名人であるがゆえに、故障したと聞くと頑張れ!と思ってしまう。
やはり、ピッチャーは野球選手の中では花形選手だと個人的には考えている。
なので、ダルビッシュ有 本人からそういったことを聞くと安心できる。
だが、くれぐれも体のことなので、無理はしないで調整していって早く復帰してほしいものだ。
ダルビッシュ有はどうしてすごいと言われるのか!
さて、そうなると気になってくるのはなぜ、ダルビッシュ有はすごいかというところだ。
どのプロ野球選手もピッチャーとして優秀な成績を収めていてすごいことには違いない。
そんな凄い選手の中で、ダルビッシュ有がすごいと言われるところは、メジャーでの試合で見せる変化球の数が凄い。
つまり、ダルビッシュ有は使える変化球の数が本当に多いというところが凄いところでもある。
現在でも、投げれる変化球の数は公表はされていない。
だが、今確認されている変化球でいくと、次の変化球を投げれるようだ。
- チェンジアップ
- フォーク
- スプリット
- カットボール
- カーブ
- スライダー
- シンカー
- シュート
- 縦スライダー
- スラーブ
この数の変化球を見てわかるように10種類の変化球を投げることができる。
簡単に言えば、何でも投げれるということだ。
そして、これだけの変化球を投げれるということは、変化球派の選手ということになるのはわかるな。
ダルビッシュ有は、きっと他にも投げれる変化球の数があると私は思っている。
きっと、これだけの変化球を投げれるのであれば、ナックルなんか普通に投げるのでは間違いないだろう。
まあ、メジャーで生き残っていくというのは生半可な実力では生き残っていけないだろう。
なので、全て球種を出してしまえば、そこから選手は新たな進化を遂げないと成績は残せないはずだ。
それを、この時点でこれだけの変化球を出せると相手がわかっていると、どの変化球でくるか絞りきれなくなる。
そういうところが、ダルビッシュ有のすごいところになるのかも知れないと勝手に憶測しておく。