大谷翔平のドラフト指名球団は?ドラフト会議では密約があった?

2019年10月8日

今最も注目を集めている日本人プロ野球選手と言えば、ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平だ。

日本でも賛否両論だった二刀流でメジャーに挑戦、開幕後から先発として勝利投手になり、野手としても本塁打を放つなど二刀流として注目を集めている。

そんな大谷翔平は、日本プロ野球に入団をしたときに大きな話題となった。ドラフト会議で入団をした球団と密約があったのかという点について紹介しよう。

ドラフト会議とは

引用:https://npb.jp/news/detail/20161020_10.html

ドラフト会議とはアメリカのNFL(アメリカンフットボールのリーグ)で1936年に採用されたのもので、選手を各チームに振り分けるためのシステムである。

日本では1965年にプロ野球で採用されたのが最初で、主に新人選手を獲得するために行われる。

北米で主に行われているが、職業選択の自由や契約の自由に対する制限などが理由で欧州では禁止されている。

日本では2018年現在NPBのほかにドラフト会議を実施しているのは、四国アイランドリーグplusとベースボール・チャレンジ・リーグで、すべて野球である。

過去にはバスケットボールのbjリーグや日本女子プロ野球機構で行われていたことがある。

ドラフト会議については賛否両論あるが、1年で最も楽しみなのがドラフト会議だというプロ野球ファンも多いのではないだろうか。

ドラフト会議では過去にさまざまなドラマが起きており、今回紹介する大谷翔平の事例以外にも、大きな話題を呼んだ出来事も多い。

大谷翔平をドラフト会議で指名した球団は?

引用:https://news.ponycanyon.co.jp/2017/12/22877

大谷翔平のドラフト会議は2012年度に行われた。

大きな注目を集めていた大谷翔平を指名した球団は、北海道日本ハムファイターズ1球団のみであった。

大谷翔平はこの年の注目選手の1人であり、本来ならば単独1位指名となることのない選手である。

大谷翔平の市名数が少なかった理由は、直接メジャーへ行くのではないかという予測が大きかったからである。

本来大谷翔平を指名する予定だった球団も、指名をしても入団する可能性の低い選手である大谷翔平を敬遠したわけだ。

ダメ元で指名をしてもいいのだが、そうなるとせっかくの1位指名を棒に振ってしまうことになる。

この年のドラフト会議では、大谷翔平以外にも有力選手がいたため、ギャンブルを避けてほかの選手を指名した球団が多かったわけだ。

ちなみにこの年、1位指名で重複した選手が複数いる。

  • 東浜巨 DeNA、ソフトバンク、西武が1位指名をし、ソフトバンクが当たりくじを引く
  • 藤浪晋太郎 オリックス、阪神、ロッテ、ヤクルトが1位指名をし、阪神が当たりくじを引く
  • 森雄大 広島・楽天が1位指名をし、楽天が当たりくじを引く
  • 松永昂大 オリックス、ロッテが1位指名をし(重複2回目)、ロッテが当たりくじを引く
  • 増田達至 広島、西武が1位指名をし(重複2回目)、西部が当たりくじを引く

この年は大谷翔平以外では、ライバルの藤浪晋太郎と、大学NO1投手と言われていた東浜巨の人気があった。

大谷翔平がメジャー挑戦するという噂がなければ、この2人の4球団指名はなかったかもしれない。

大谷翔平と日本ハムに密約が?

引用:https://www.utte-nagete01.com/article/442279212.html

大谷翔平のドラフト1位指名に密約があったと噂されるには理由がある。

先ほど紹介したとおり、大谷翔平にはメジャー挑戦の噂があった、そして実際に大谷翔平側は「メジャーへ行く、日本プロ野球の可能性は0」と話していた。

それなのにドラフト1位で指名をして、可能性は0と言っていた大谷翔平が入団をしたため世間は驚いた。

ドラフト前にすでに大谷翔平側と日本ハム側で密約ができていて、嘘の発表をして日本ハムが獲得できるようにしたのではないかということだ。

しかしどうやら密約はなかったようである、その理由としては指名後しばらく大谷側は日本ハムと交渉を使用としなかった。

栗山監督を中心に何度も誠意をもって大谷との交渉に足を運び、何とか話をすることができた。

そして栗山監督は大谷側に二刀流を認める方針と、メジャーへ行くための準備として日本ハムファイターズを利用していいというような交渉があったと言われている。

大谷翔平の夢がメジャーとはいえ、最初からメジャーで活躍できるとは本人も思っていなかっただろう。

アメリカの超一流選手であっても、高卒ルーキーは下部リーグでの下積みからスタートする、その環境は日本の二軍とは違いとんでもなく過酷である。

両親としても最初からいきなりメジャーへ行かせるのは心配という気持ちがあったという、将来の夢のために綿密な計画を提案した日本ハムと栗山監督の誠意ある交渉が実って入団に至ったと考えられる。

実際大谷翔平がメジャー挑戦を表明した2017年は、大谷翔平自身がケガで苦しんでいた。

本来なら1年延ばすように球団も言うだろうが、入団時からすでに大谷翔平が2017年にメジャーへ挑戦するという「密約」があったのではないだろうか。

これは密約というよりも、契約と言って問題ないであろう。

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Posted by jopper