イチローの2017年の記録や通算成績は?メジャーと日本時代比較!
イチローといえば野球ファン以外でも誰もが知っていると言って過言ではない野球選手だ。
そんなイチローもすでに44歳、多くの野球選手が引退をしている年齢と言える。
今回はそんなイチローの2017年の記録や通算成績について紹介しよう、メジャー時代と日本時代の成績の比較もしてやるのでしっかりとチェックをするように。
【目次】
イチローの2017年の所属チームと成績
引用:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201703210001-spnavi
イチローが2017年に所属をしたチームはマイアミ・マーリンズ、ここには2015年から所属をしている。
2017年10月3日チームの最高経営責任者(CEO)にイチローのニューヨークヤンキース時代の同僚で、レジェンドプレイヤーのテレク・ジーターが就任した。
決して強豪とは言えないマイアミ・マーリンズだが、シーズン開幕時にすでに43歳を迎えていたイチローは不動のレギュラーをつかむことができず、そしてシーズン序盤は打率も1割台と低迷、イチローは終わったという声も上がるようになった。
しかし簡単に終わらないのがイチローのすごさ、スタメン出場をしない試合でも主に代打として起用され、序盤低迷していた成績も向上、シーズン終了時の打率は.255であった。
全盛期のイチローの活躍を知るファンにとっては物足りない成績にも思えるが、43歳のメジャーリーガーとしては十分の成績ともいえる。
もしイチローがNPBでプレイをしていれば、打率3割は難しいかもしれないが2割8分以上の成績を残しても驚かない。
イチローの2017年打撃通算成績
- 出場試合 136試合
- 打数 196
- 安打 50
- 本塁打 3
- 打点 20
- 盗塁 1
これがイチローの2017年の打撃成績だ、代打での出場が多くなったため打数は196となっている。
本塁打を3本打っているのはさすがといったところ、物足りないのは盗塁が1つにとどまったところである。
走攻守すべてがそろったのがイチローの魅力だが、やはり年齢とともに衰えは隠せないといったところであろう。
イチローが2017年に達成した記録
ここではイチローが2017年に達成した記録について紹介しよう。
代打出場が多くなったイチローだが、積み重ねてきた記録により2017年も新たな記録を達成している。
シーズン連続ホームラン記録
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/krstarrn/9669757.html
2017年4月19日のシアトル・マリナーズ戦で本塁打を放ったイチロー、これでNPB時代から続く連続ホームラン記録を25へと伸ばした。
これはメジャーの名打者リッキー・ヘンダーソンが2003年に達成したメジャー記録に並んだものである。
ちなみにリッキー・ヘンダーソンのプレイスタイルは「メジャーリーグ史上最高のリードオフマン」とも呼ばれるほどの高出塁、盗塁数を誇り、ホームランバッターではなくイチローと似たようなタイプの選手だ。
MLB通算打点日本人歴代1位
引用:https://realtime.wsj.com/japan/2012/12/28/松井秀喜選手―20年の軌跡/
2017年4月19日のシアトル・マリナーズ戦で本塁打は先の記録だけではなく、松井秀喜が持つMLB通算打点日本人記録の760打点を超え、日本人メジャーリーガー1位となった。
イチローの成績:メジャーと日本時代の比較
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/827826
メジャーですでに17年戦っているイチロー、プロ野球選手人生は1991年のドラフト会議でオリックスに4位指名をされたことがスタートである。
イチローが1位指名ではなかったということに驚く者も多いかもしれないが、高校時代のイチローは甲子園に2度出場するもどちらも初戦敗退、イチロー自身が上げていた成績は素晴らしいものであったが交通事故などもありドラフト1位の評価ではなかった。
1992年シーズンから2000年シーズンまでオリックスでプレイをしたイチローの活躍は野球ファンならずとも記憶にあると思う、その天才的なセンスで数々の打撃記録、そして守備タイトルなどを獲得していく。
それではイチローの日本時代の通算成績を紹介しよう。
イチローの日本時代の通算成績
- 出場試合 951試合
- 打数 3619
- 安打 1278
- 打率 .353
- 本塁打 118
- 打点 529
- 盗塁 199
日本時代の主な獲得タイトル
- 首位打者:7回 (1994年 – 2000年)
- 打点王:1回 (1995年)
- 盗塁王:1回 (1995年)
- 最多安打:5回 (1994年 – 1998年)
- 最高出塁率:5回 (1994年 – 1996年、1999年 – 2000年)
NPB時代の打率が.353というのは驚くべき数字である、そして首位打者7回などタイトルも数多く獲得、まさに一時代を築いた選手と言える。
続いて、メジャー移籍後の通算成績を紹介する。
イチローのメジャー時代の通算成績
- 出場試合 2636試合
- 打数 9885
- 安打 3080
- 打率 .312
- 本塁打 117
- 打点 780
- 盗塁 509
メジャー時代の主な獲得タイトル
- 首位打者:2回(2001年、2004年)
- 盗塁王:1回(2001年)
さすがに通算打率などはレベルの差もあり日本時代よりも落ちているが、それでも驚異の打率3割超えである。
タイトルも首位打者を2回獲得、そして10年連続200安打超えという偉大な記録を達成、これはギネスにも登録されている。
日米両方で偉大な記録を打ち立てているイチロー、2018年の去就はまだ決まっていないが、これからどうなるのか楽しみに見守ろう。
もしかすると日本でプレイをするイチローの姿を見ることができるかもしれないな。
イチローの2018年の成績は?
さて、イチローについて追記することにする。
2018年の成績が君らも気になるだろうから、教えてやろう。
イチローの2018年の成績は今のところは次のとおりだ。
- 打率:.205
- 試合数:15試合
- 打数:44
- 出塁率:.255
- 長打率:.205
となっているが、現在、イチローはその後、バッターボックスには立っていない。
とういうのも、イチローはベンチ入りから外れている。
だが、現在は、会長付特別補佐に就任していて、球団幹部や選手らのサポートをしているのだ。
そのため、2018年の今季は試合に出場しないとのことだ。
ちなみに、この会長付特別補佐というのは、かなり凄いことらしい。
普通は選手として必要ないと判断された場合は、即戦力外通告だ。
だが、イチローの場合は、マリナーズが、イチローがいるだけで価値があるということを発表したのだ。
つまり、イチローが常にマリナーズの選手に声をかけたり相談にのったりしていたことが、今回の就任の理由のようだな。
そのため、イチローがいるだけで、チームの士気があがり、勝利する可能性が高くなるとの見解とのことだ。
そんな野球選手を私は今まで見たことがない。
つまり、選手としては試合には出場しないが、イチローという存在はチームに絶対不可欠と言われたのと同じだ。
イチローもこのことに合意し、今、補佐役として活躍している。
イチローは引退するの?
さて、そんなイチローは引退するのだろうか?
ネットでも、イチローが引退するということで、拡散されていたようだ。
結果からいうと、引退は今のところはない。
ただ、イチローがマリナーズと生涯契約を結んだ事で選手として引退と思われたのだろう。
だが、これはあくまで、今のところであって、来シーズンはわからない。
そのため、まだイチローが引退と決まったわけではない。
今も練習をしているようだし、イチロー自身も選手としての道を諦めているわけではないようだ。
中には、マリナーズを退団し、日本に戻ってくるという話もあるようだが、そこはないと個人的には思っている。
ただ、イチローもいつかは引退するときが来る事は間違いない。
だが、その引退をイチローは杖がつくようになったらといっているので、まだまだ現役続行ということだろう。
私は、イチローのことをオリックス時代からずっと見てきているが、イチローの努力は人が真似できないほどの努力をしている。
そして、それを全て結果にして残してきた選手でもあると思っている。
そのため、個人的には、イチローは日本で引退するのではなく、マリナーズで引退して欲しいと思っている。
その日が来たときは、本当にお疲れ様でしたと、勝手に労いたいと思う。
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