出川哲郎はなぜ紅白歌合戦の審査員に?理由や和田アキ子の反応は?

2019年10月8日

2018年の紅白歌合戦の審査員になんと!リアクション芸人の出川哲郎が選出された。

なぜ出川哲郎が?理由を知りたい!場違いにもほどがある!という声が多数聞こえてきた。

そして親分の和田アキ子が紅白歌合戦に落選して、復帰ができない中、出川哲郎の紅白歌合戦審査員デビューについてはどのような反応を示したのだろうか?

今回は出川哲郎が紅白歌合戦の審査員なぜなったのかという理由を調べてみることにした。

紅白歌合戦2018の審査員一覧

紅白歌合戦2018年の審査員はこちらの人物だ。

 

名前 主な活躍
阿部サダヲ 2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主演に
安藤サクラ 連続テレビ小説「まんぷく」の主演を務める
池江璃花子 ジャカルタ・アジア大会の競泳でアジア女子初の6冠を達成
小平奈緒 平昌五輪で選手団主将を務め女子スピードスケート500mで金メダルを獲得
佐藤健 連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの幼なじみを演じた
出川哲朗 バラエティー番組や数多くのCM出演など幅広く活躍
永野芽郁 連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインを演じた
中村勘九郎 2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主演に
夏井いつき 俳人。「プレバト!!」に出演し俳句ブームを起こす
野村萬斎 狂言師。2020年東京五輪・パラの開閉会式を演出する総合統括に就任
長谷部誠 元サッカー日本代表キャプテン。ロシアW杯後、代表引退を表明

 

どの審査員を見ても、オリンピックやW杯などで活躍をした選手や、NHKの番組で活躍をした人ばかり。

その中で出川哲郎だけが

バラエティー番組や数多くのCM出演など幅広く活躍

と、なんだかふわっとした理由で選出されている。

これでは納得いかない。

出川哲郎がここまで人気のタレントかと聞かれるとそうでもない。

もっと他にいるだろう?といいたくなってしまう。

例えば今年ノーベル賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)さんなどは、がん治療においての発見で、ノーベル医学生理学賞を授与されている。

彼の研究のおかげでたくさんのがん患者が一命を取り留めた。

にもかかわらず・・・なぜ出川哲郎??

そう思ったのは私だけではなく君もそうであろう。

NHKの紅白歌合戦の審査員の選定基準は?

ではNHKの紅白歌合戦の審査員になる選定基準について教えてやろう。

これに関しては今年注目された文化人やスポーツ人などを中心に選んでいる。

なので、確固とした基準はないようだ。

しかし、先ほどあげた審査員リストを見てもわかる通り、NHKにゆかりのある人物を中心とした芸能人が半分を占める。

今回であれば阿部サダヲや安藤サクラなど、大河ドラマの主演やNHK連続テレビ小説の主人公役などがそうだ。

佐藤健や永野芽郁もそうだ。

そしてスポーツ選手枠には2018年に話題になったアスリートが選出される。

2018年であれば、平昌オリンピックで活躍したアスリート。

そしてW杯もあり、日本は決勝リーグにも出場したので、その時のキャプテンである長谷部誠などが選ばれている。

そして文化人枠では、本来ならば、ノーベル賞を受賞した人物などが選出されるはずなのだが、なぜかその代わりに出川哲郎が選ばれている。

出川哲郎の2018年の活躍は?

出川哲郎は2018年ノーベル賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)博士以上に功績を残したのだろうか?

数々のバラエティ番組に出演しCMにも多数出演をしているということなので、一体どれくらい出演していたのか調べてみた。

2018年のレギュラー番組は

  • 出川哲朗の充電させてもらえませんか?(テレビ東京)
  • 世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ)

この2本しかない。

そして世界の果てまでイッテQ!にいたっては準レギュラー扱いにされているので、テレ東の出川哲郎の充電させてもらえませんか?しか実質レギュラー番組はないのだ。

ちなみに、特番などやそのほかの準レギュラー番組にはちょいちょい出演はしているがいずれもレギュラー番組というわけではない。

ではCMの方を見てみよう。

CMではなんと!2018年のCM王になっていた。

2018年だけで14社に起用されたようで、男性のタレント部門では1位!

これは昔のキムタクのポジションを出川哲郎が奪ったといっても過言ではないだろう。

このCM起用されるというところが実は非常に重要で、

『CMに起用される=イメージがいい』

とされている。

2018年の初めにはコインチェックのCMに出演して、その後コインチェックから不正に仮想通貨が引き出されてしまい、かなり多くの人が資産を失ってしまった腹いせにに、出川哲郎を叩いていたが、それは別に出川哲郎のせいではない。

そんな怪しげなCMからサントリーや花王といった、大企業のCMにも起用されている。

このCM起用の理由は先ほど言ったようにイメージが良いからにほかならない。

しかしこのイメージが良いというのは誰がつくりあげたのかというと、周りの芸人たちだ。

アメトークや世界の果てまでイッテQなどでもそうだが、周りの出演者にいじられ、出川哲郎のおもしろさを作っている。

例えば、イッテQの出川哲郎の片言の英語などで一躍子供たちの人気者になっている。

これは誰も傷つけていないし、BPOなどにも引っかかるような内容の笑いでもない。

身体を張った芸やお笑いももちろんするのだが、それ以上に出川哲郎の個性が非常に受けているようだ。

この笑いは老若男女問わず受け入れられている。

そういったところをNHKが見て、2018年の紅白歌合戦の審査員に選出したのかもしれない。

CM起用されるという時点で非常にイメージがいいわけなので、出川哲郎を審査員にしてNHKのイメージを良くしていこうという狙いも見られるだろう。

裏番組『ガキ使・絶対に笑ってはいけない』出川哲郎の出演は?

年末大晦日のテレビ番組といえば紅白歌合戦とガキ使の『絶対に笑ってはいけない』シリーズだ。

出川哲郎もこのガキ使の番組に出演をしている。

しかし、2018年の放送はどうなるのだろうか?

同じ時間帯の番組に違う放送局の番組に出演することは一応ご法度だ。

なので、今年のガキ使には出演しないのでは?という見方がされる。

しかし、この裏番組にも出てしまうことに関しては民法同士の一応の暗黙の了解のようなものらしい。

どうしても民法はスポンサーで成り立っているので、スポンサーの顔色を伺わなくてはいけない。

しかしNHKのスポンサーは君や私たちだ。

そう、私たちの受信料だ。

なので、NHKと被る分にはそこまで問題とされないらしい。

ただ、NHK側にはガキ使に出川哲郎が出演している時間帯はあまり顔が映らないようにとの要請もあるだろうから、露骨に年末にTVを2つつけたら、出川哲郎が2人いたということはならないで済むだろう。

よって、2018年もガキ使の方にも出川哲郎は出演するという情報が濃厚だ。

和田アキ子の反応は?

一番いらついているはきっと和田アキ子かもしれない。

12/23放送の『アッコにおまかせ』では

「(出川は)審査員できんのかね。やばいよやばいよ、ほんとに」

と苦言を呈していた。

和田アキ子は2016年から落選していて、ずっと紅白歌合戦には出場をしていない。

紅白歌合戦に復帰を夢見ている和田アキ子がなかなか決まらず、子分の出川哲郎が出演することに非常に嫉妬をしているようだ。

審査員なんて正直だれでもできそうなポジションなので、出川哲郎はできるはずだが、祝福すらもできないほどうらやましいのだろう。

和田アキ子の紅白歌合戦復帰は今後はもうないような気がする。

まとめ

今回は、出川哲郎がなぜ紅白歌合戦の審査員に選ばれたのかについていろいろと語ってきた。

出川哲郎がスゴイというわけではない。

NHKがイメージアップを図るためにCM起用最多の出川哲郎に出演させて、NHKの番組にも今後多数出演をさせていきたいという狙いがあるように思う。

まだ現時点では発表されていないが、2019年4月には出川哲郎の冠番組がNHKでスタートするかもしれない。

その布石として今回のNHK紅白歌合戦の審査員のような気がする。

もしこの紅白歌合戦で高評価を得られれば間違いなく出川哲郎の番組がスタートするだろう。

なぜならスポンサーである私たちに気持ちよく受信料を支払ってもらわないと運営が成り立たないからな。